日々、ていねいに。

ペンとノートで書く日々。好きを形にしていこう!

はじまりは

今の書くことに繋がっている経験は、小学校低学年の頃から始まっています。よくある毎日の先生との交換日記。生徒全員が先生と交換日記をしていて、2、3行で終わっている友達もいたけど、私はA4のノート1ページにぎっしり書いていました。何を書いたかは覚えていないけど、きっと毎日の出来事や感じた事を書いていたのだろう。意識としては先生に向けてというより、とにかく自分の事を書く事が楽しくて1ページがあっという間に埋まるぐらい夢中で書いていました。そして、先生はその日記に対して、コメントをくれていたのですが、その内容よりも、先生の字を見るのが好きでした。とても綺麗な字を書くのです。

そして、小学校高学年の頃には、作文を書く授業で、お題は無く、原稿用紙を何枚使ってもいいので、好きな事を書いて良いという時間がありました。先生がどんな意図で、それを私たちにさせたかはわかりませんが、気づくと私は30枚以上書いていていたのです!

この頃の私は、無意識に書く事をただ楽しんでいました。

中学校になると、クラスの女子の中でスケジュール帳をつけるのが流行り、かわいいスケジュール帳にいろんな色のペンでデコレーションしながら、スケジュールをうめていく。毎日それを眺めて満足していた記憶があります。

その後の学生時代は、何かの本で読んだやり方で、、題名は思い出せないのですが…とにかく頭に浮かぶ言葉を全てノートに書き出していくというものにハマり、ノートにひたすら書き出していました。無駄な言葉がたくさんある中で、ああ、こんな事思っているんだなって、気づかされたり、アドバイスになったり、大切な言葉が浮かんでくる事があり、この頃からもう一人の自分との対話形式になったりするやり方をし始めていました。

学生の頃は、とにかくただ大量に書いて書いて、中指にはぺんだこができるぐらい。

社会人になるとそんな暇もなく、スケジュール帳ぐらいしかつけなくなって、結婚して子供ができ、何かを書くという余裕はもちろん無く、でも何かを書きたいという欲求はあって、それがどんな形でしたかったのかはわからなかったけど、ある時、店のスタッフ同士のコミュニケーションを取るために、スタッフ全員が、自己紹介をする掲示板をつくったのですが、その時に私が書いた文をスタッフが面白いからもっと書いて欲しいと言われた事がありました。

また、書くことを再開したのは、一度人生をリセットしてからだと思います。

書く事で自分と向き合い、心が楽になったからです。

その時に、今まで経験してきた事が私の土台になっている事に気づき、その中で試行錯誤して今の自分に合ったスタイルになってきたのです。